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カネタ50年の歴史
2026年5月25日

カネタ50年の歴史⑭

カネタの歴史 vol.14-佐多はつみのカネタ社長就任とあまみ徳之島ライフサポートの設立

カネタでは、創立50周年を機に、カネタの歴史を「創立50周年記念誌」にまとめました。多くの方に読んでいただきたく、「創立50周年記念誌」の内容をご紹介します。今回は、挑戦期(2006-2012年)のお話⑤です。
挑戦期表紙

1.カネタ社長就任

2011(平成23)年11月、佐多はつみがカネタの社長に就任する。就任のイベントは特別には行わず、経営方針もそれまでやってきたことを継続するだけだった。

2.あまみ徳之島ライフサポートの設立

2012(平成24)年9 月、佐多は大阪府摂津市に福祉施設を設立する。
それが「一般社団法人 あまみ徳之島ライフサポート」である。

この法人は、放課後等デイサービス「おかえりホーム」と、就労継続支援A型事業所「きゅら海」を運営しており、現在ではグループ会社の「合同会社あまみ徳之島絆ファーム」とともに事業を展開している。

この設立の背景には、カネタの知人の夫人から「障がい者福祉の仕事を始めたい」との相談を受けたことがあり、そのタイミングで、カネタの敷地前に空き地ができたことで、施設開設が実現した。

人材不足が指摘される福祉業界にあって、有資格者が集まり、鉄工所が福祉施設を経営するという、全国でも珍しいケースとなった。

●佐多はつみ 福祉事業への思い

佐多の叔母、田袋ハルは生まれつき足が不自由だったが、器用な人で兄弟のズボンを仕立てたり、得意の料理を親族にふるまったり、どんなときも笑顔を絶やさなかった。そして、優しいまなざしで甥の田袋猛と勇、姪の佐多に深い愛情を注いでいた。

彼女が作る、真っ白なジャガイモの煮っころがしが忘れられず、それが現在発売している「徳之島コロッケ」につながっている。その叔母が倒れた時、子育てに追われて見舞いにも看病にも行けなかったことを、佐多は今も悔やんでいる。

佐多の父である佐多吉三は80歳のときに、島を出るという農家に頼み込まれて農地を買い取り、本格的な農業に取り組もうとしていた。

カネタの創業者・田袋猛社長は努力家で、16年間透析をしながら経営者として会社を引っ張っていた。

経営者の勉強会で、「農福連携農業」のことを知った佐多は、「福祉と農業」という思いもかけないマッチングに心が動き、なにかに導かれるように足を踏み入れることになった。

「合同会社あまみ徳之島絆ファーム」、「一般社団法人あまみ徳之島ライフサポート」の設立は、恩送りだと思い、この3 人のためにも頑張ろうと佐多は決意している。
佐多吉三が経営する有限会社母間衛生社

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