女子スタッフがYAG溶接にチャレンジ‼
YAG溶接をする前に注意すること
YAG溶接は専用のゴーグルをつけないと、ペンのスイッチボタンを押してもレーザー光が出ない仕組みになっています。安全にYAG溶接をするために、専用のゴーグルを装着する必要があります。
写真:ウエルペンレーザー取扱説明書より
YAG溶接のペンを持つ角度は、えんぴつと同じように45度~60度で持ちます。直角に立ててしまうと、レーザー光が反射し、ペン内部のレンズが破壊されて、ペンが壊れてしまいます。
写真:ウエルペンレーザー取扱説明書より
YAG溶接のレーザー光の反射が、目や顔に向かないように、溶接する姿勢や、見ている角度に注意が必要です。白内障や網膜熱傷が起こることがあり危険です。
女子スタッフがYAG溶接にチャレンジ!
女子でも、YAG溶接してみたら、あっという間に溶接できました!
と言いたいところですが、実際にはどうだったのでしょうか?
さあ、ご覧あれ。
YAG溶接の練習
溶接先生「ぺんのボタンを押すと赤い点がでるやろ。赤点を角に合わせて引いたら溶接できるで」
女子スタッフ「こう?・・・ついた??」
溶接先生「あー。全然ついてないわ。まず、角をねらえる練習が必要やな」
失敗その① 赤点を溶接したい「角」に合わせられていない。
YAG溶接のスタート
女子スタッフ「あれ?・・・こう?」
溶接先生「走り出しが早い。まず最初にジ~っと走らないで、ちょんちょんと2点、仮付け溶接して」
失敗その② 溶接ペンの走り出しが早い
溶接先生「ケガキ線に合わせてスタンド置くやろ。仮付け溶接したら付いてるかチェックして、角度もチェック」
「OK。付いてる。じゃあ溶接してみて」
女子スタッフ「はい。・・・ついた?」
溶接先生「付いてない。音が違う。付いてない音はブ~って小さい音がするねん」
「ちゃんと付いてたら、ジ~って大きい音がするから」
失敗その③ レーザー光がちゃんと当たっていないため、溶接中「ブ~」っと小さい音がする。
溶接先生「ピンポイントで角にあたってない。1回ウエスですす(溶接汚れ)を取った方がいいわ」
ウエスですすを拭くと、スタンドが倒れる。(ショック‼)
失敗その④ 仮付け溶接が、ちゃんとできていなかった。
溶接先生「仮付けが甘かったな」
次回ブログ「女子スタッフのYAG溶接~後半」です。お楽しみに。