
日刊工業新聞にカネタの切粉圧縮機の記事を掲載いただきました
1.日刊工業新聞様から取材いただきました
カネタの営業部長の藤崎英樹です。日刊工業新聞の尾本局長に、カネタの切粉圧縮機に興味を持っていただき、新型機第1号の完成を機に取材いただきました。
取材当日、尾本局長が「切粉圧縮機という機械を知ってはいるのですが、詳しくは…」とおっしゃるので、切粉圧縮機という機械自体の説明とカネタ製の切粉圧縮機の説明の両方をさせていただきました。
取材後には実機を動かし、見ていただきました。尾本局長は初めて見る切粉圧縮機に非常に興味を持たれたようで、「他社とは違う圧縮方法でトラブルが少なくなるのは素晴らしい 」というお褒めの言葉をいただいたので、非常に嬉しく感じました。
また、百数社の取材をしている尾本局長のご見識からの意見もいただくことができ、取材での意見交換は非常に有意義な時間となりました。取材日は2024年12月13日でした。
当日は、いつ頃の記事になるかという具体的なお話はお聞きしないまま取材終了したのですが、12月25日の朝、カネタの切粉圧縮機のシリンダーを製作している静岡の会社社長から「カネタの圧縮機が新聞に載っていますよ」とのお電話をいただきました。
さっそく日刊工業新聞を見ると大きく載せていただいていました。
2.日刊工業新聞の記事内容(2024年12月25日掲載)
載せていただいた記事の内容は以下の通りです。
2.日刊工業新聞の記事内容(2024年12月25日掲載)
カネタ(大阪府摂津市、松野若斗社長)は、工作機械の切り粉圧縮処理装置の新型機を開発し、12月に1号機を納入した。処理能力を高めたほか、圧縮条件を本体で細かく設定できるようにした。大型機「YA100型」を改良したもので、1時間の処理能力を従来の約180キログラムから約200キログラム以上に引き上げた。同社は製缶加工を主力とするが、約15年前から切り粉圧縮処理装置を自社製品として展開している。これまで大手自動車メーカーなど70台以上の納入実績がある。
新型のYA100型の消費税抜き価格は1600万円程度を想定する。切り粉の投入がスムーズになるよう改良したことで、サイクルタイムを従来の60秒から45秒に短縮した。また切り粉形状によって運転状況を細かく設定する機能も搭載した。圧縮時に切削油を搾った上で遠心分離でさらに脱油することで98%以上回収できるのが特徴で、原油高で切削油のコストも上昇しているため、切削油回収を目的とした導入が増えている。
カネタは今回の新型機開発を機に、ラインアップも変更。これまで小型気として展開していた「YA70型」には切削油の遠心分離機構を搭載していなかったが、今後は新型YA100型のシリンダーサイズを小型化し、遠心分離機構も搭載した派生モデル「YA80S型」に置き換える。
同社は製缶加工やレーザー加工が主力で、切り粉圧縮処理装置の製造は約90%を内製化している。そのため顧客の要望に応じた仕様に対応できる町工場の強みを生かす。
3.日刊工業新聞の記事に書かれたカネタの切粉圧縮機の特徴
掲載いただいた記事を読むと、取材でお伝えした機械の特徴をしっかり書いていただいており、本当に嬉しかったです。カネタの切粉圧縮機の特徴には、具体的には以下などがあります。
・これまで大手自動車メーカーなど70台以上の納入実績がある。
・圧縮時に切削油を搾った上で遠心分離でさらに脱油することで98%以上回収できる。
・原油高で切削油のコストも上昇しているため、切削油回収を目的とした導入が増えている。
・約90%を内製化しているため顧客の要望に応じた仕様に対応できる。
いつ掲載されるか知らなかったので、12月25日という日に掲載いただいたことが、クリスマスプレゼントのように感じられました。51歳にしてすごく嬉しいクリスマスプレゼントをいただきました。ありがとうございました。
改めて、今後とも切粉圧縮機の切削油回収や顧客要望に応じた仕様対応などでお客様に貢献していきたいと思います。
(文責:営業部長 藤崎英樹)