1. HOME
  2. BLOG
  3. 女子スタッフがYAG溶接にチャレンジ‼

大阪摂津市イキイキ町工場のブログ

切粉圧縮機・製缶・レーザー等お任せください!

2022年5月21日

女子スタッフがYAG溶接にチャレンジ‼

YAG溶接をする前に注意すること

YAG溶接は専用のゴーグルをつけないと、ペンのスイッチボタンを押してもレーザー光が出ない仕組みになっています。安全にYAG溶接をするために、専用のゴーグルを装着する必要があります。

 

 

 写真:ウエルペンレーザー取扱説明書より

YAG溶接のペンを持つ角度は、えんぴつと同じように45度~60度で持ちます。直角に立ててしまうと、レーザー光が反射し、ペン内部のレンズが破壊されて、ペンが壊れてしまいます。

 

 

 写真:ウエルペンレーザー取扱説明書より

YAG溶接のレーザー光の反射が、目や顔に向かないように、溶接する姿勢や、見ている角度に注意が必要です。白内障や網膜熱傷が起こることがあり危険です。

 

 

 

女子スタッフがYAG溶接にチャレンジ!

 

女子でも、YAG溶接してみたら、あっという間に溶接できました!

と言いたいところですが、実際にはどうだったのでしょうか?

さあ、ご覧あれ。

 

YAG溶接の練習

溶接先生「ぺんのボタンを押すと赤い点がでるやろ。赤点を角に合わせて引いたら溶接できるで」

女子スタッフ「こう?・・・ついた??」

溶接先生「あー。全然ついてないわ。まず、角をねらえる練習が必要やな」

失敗その① 赤点を溶接したい「角」に合わせられていない。

 

 

YAG溶接のスタート

女子スタッフ「あれ?・・・こう?」

溶接先生「走り出しが早い。まず最初にジ~っと走らないで、ちょんちょんと2点、仮付け溶接して」

失敗その② 溶接ペンの走り出しが早い

 

溶接先生「ケガキ線に合わせてスタンド置くやろ。仮付け溶接したら付いてるかチェックして、角度もチェック」

「OK。付いてる。じゃあ溶接してみて」

女子スタッフ「はい。・・・ついた?」

溶接先生「付いてない。音が違う。付いてない音はブ~って小さい音がするねん」

「ちゃんと付いてたら、ジ~って大きい音がするから」

失敗その③ レーザー光がちゃんと当たっていないため、溶接中「ブ~」っと小さい音がする。

 

溶接先生「ピンポイントで角にあたってない。1回ウエスですす(溶接汚れ)を取った方がいいわ」

ウエスですすを拭くと、スタンドが倒れる。(ショック‼)

失敗その④ 仮付け溶接が、ちゃんとできていなかった。

溶接先生「仮付けが甘かったな」

次回ブログ「女子スタッフのYAG溶接~後半」です。お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

 

BLOG